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声劇のマナー

 声劇をする人にもいろいろな人がいます。
 声優を目指している人、演技経験者、他にも声や演技の仕事をしていたり、志したりしている人もいれば、完全に趣味や遊びとして声劇に興味を持ってやっている人もいます。
 ですから考え方も違うわけで、それはいいのですが、そうした違いがあることを知らないと、声劇を楽しむ上で問題が生じたりもします。

 このページで紹介するのは、「声劇をするうえで、嫌がられる危険がある事柄」いわゆる、マナーと言われるものです。
 完全に仲間内で、遊びとして声劇をするのなら意味はないかもしれませんが、こえ部やニコ生などでいろいろな人と声劇をしたいなら知っておいた方がいいと思いますので書くことにします。

 当然ながら、ここに挙げるのは例であり、絶対的なものではありません。
 必要に応じて
   <このように>
 文章を折りたたんでいる箇所がありますが、クリックすると内容が読めるようになっています。
 リンクフリーです。
 募集枠での放送詳細など、自由にご活用ください。


*かなり重要
1.初心者の自己申告
2.フラグ(劇の途中で続けられなくなる)
3.進行を妨げない
4.マイクが使えない
5.スマホや無線LAN

*影響やや大きめ
6.生活音
7.「ごめんなさい」は不要
8.誤読や読めない漢字(または外国語)
9.ラグ(音声の遅延)

*気にしない人もいる
10.音の反響
11.棒読み・演技力
12.アドリブ
13.異性役


*かなり重要

1.初心者の自己申告
 声劇初心者、演技初心者、こえ部Live初心者など、いろいろな初心者がありますが、あらかじめ伝えておいてください。


2.フラグ(劇の途中で続けられなくなる)
 劇の途中で何かの原因で演技を続けられなくなることを、フラグが立つと言います。
 フラグの可能性がある場合は、参加前にそのことを言っておかないと、フラグが立った時に迷惑がかかります。
 フラグの例には、食事などに呼ばれる、家族が帰ってくる、出かけなければならない時間になる、などがあります。
 劇の参加には短くて20分、長ければ1時間以上かかることもあります。
 不安があるなら前もって言っておくべきです。
 もちろん、予測できない突発的なフラグもありえますし、それは仕方ありません。
 劇中に予期していなかったフラグが立った場合は、チャットでそれを伝え、代役や被りを頼むのが良いでしょう


3.進行を妨げない
 こえ部なら部屋のマスター、ニコ生なら放送主、スカイプ劇などでも誰かが進行役をすることが多いと思います。
 演者として参加する人は、進行を妨げない配慮が必要です。
 進行役の指示を聞く、話を妨害しない、進行を妨害しない。
 まとめる人はいろいろな負担があります。
 声劇の場(部屋、枠)を提供してくれている人にご協力をよろしくお願いします。


4.マイクが使えない
 マイクが使えない状況で声劇はできません。
 マイクチェックの方法については、ケースに合わせて以下のリンクをクリックして説明を開いてご覧ください。
   <こえ部ではこちら>
   <スカイプ(ニコ生も)はこちら>


5.スマホや無線LAN
 スマホはかなり厳しいです。
 ひとつに音声の遅延が発生しやすいことがあります。
 もうひとつは画面を見ながらスマホのマイクに音を乗せることが困難だということです。
 マイクの集音範囲での発声が望めないため、音がぼやけて何を言っているのか分からなくなります。
 音のぼやけはイヤホンマイクなどを使うことでいくらか改善できるかもしれません。
 (ただし、イヤホンマイクそのものもやはり音がぼやけやすい性質があります)

 無線LANについては、ほとんど影響がない人もいるようですが、基本的には声劇に向かないと思われます。
 電波が安定しないことが多く、大きなラグや音飛びも発生しやすく、切断の可能性も高めだからです。
 設定や環境によって影響の大きさは様々ですが、可能ならケーブルを使って有線接続をした方がいいでしょう。
 無線LANモデム(ルータ)とPCの間に何も物がないと安定しやすいそうです。


*影響やや大きめ

6.生活音
 家族の声やTVの音などが生活音に含まれます。
 どうしてもマイクに入ってしまいそうならあらかじめ言っておくのがいいかと。


7.「ごめんなさい」は不要
 他の人の台詞を読んでしまったり、読み間違いなどをしたとき、どうしてもすぐに「ごめんなさい」とか言いたくなるのはよくあることですが、言わない方がいいです。
 読み直しもほとんどの場合、歓迎されません。
 大抵の場合、ごまかしてでも進める方がいいとされます。
 劇が終わった後に言うのは問題ありません。出番がないところに来たらチャットするのもありです。
 台詞を取ってしまったことに気づいたらすぐに読むのをやめるといいでしょう。


8.読めない漢字(または外国語)
 読めるに越したことはありませんから、前もって自分の台詞だけでもチェックした方がいいです。
 (チェックする時間がない場合もありますが)
 読めない字は前もってチャットで読み方を尋ねてください。
 ふりがなを振ってくれるサイトなどもありますが、完全は期待できません。
 不安なら聞く方がいいでしょう。
 演じている時に読めなかったらごまかして先を読みます。


9.ラグ(音声の遅延)
 いろいろな原因があります。
 こえ部ならF5(ブラウザ更新)で改善されることも多いです。
 Chrome(※)やUSBマイクなどはラグの原因となりやすいです。
 (※Chromeが影響するのはこえ部のみです。スカイプを使う声劇なら台本をChromeで開いていても影響はありません)
 こえ部のラグはある程度の自己チェックが可能です。
 チャンネルナンバー表記の下、聞く方のボリュームゲージ左のミュートボタンで少しだけミュートして、すぐ解除します。
 ある程度長い台詞を他の人が読んでいる時にこれをして、台詞がミュートによって飛んだと思えたら、その飛び方でラグの大きさを予測できます。


*気にしない人もいる

10.音の反響
 原因はいくつかありますが、よくあるのはマイクの録音音量とヘッドフォンなどの再生音量が共に大きく、漏れた音がマイクに入ってしまうことでしょう。
 ステミキやスピーカー再生も原因になります。
 環境によっては電波の干渉なのか、原因が特定しにくいこともあります。


11.棒読み・演技力
 度を過ぎる棒読み以外は、気にしない人が多いと思われます。
 ただ、ある程度スムーズに劇ができる方がいいと思っている人は少なくないと思います。


12.アドリブ
 嫌がる人もいます。逆に、求められることも稀にあります。
 とはいえ、無闇に多用はしない方がいいとは思います。
 (ごく私的な意見ですが、作者さんが聞いていると分かっているところで不必要なアドリブを入れまくるのはおすすめしません。台本の台詞は「この登場人物はこの場面ではこういう言い回しをする」という考えで書かれていると思います。台詞回しを変えたりすると「作者の意図しないキャラ」になりやすいです。言葉に出されなくとも不愉快に感じられる恐れがあります。かなりあると思います)


13.異性役
 嫌がる人もいます。
 異性に聞こえる声質ならいい、という人もいます。
 また、異性の役しかしない人もいますが、そういう人は声質が向いているうえで、周りにもそれを知ってもらっているものです。

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